響く揺らぐさえずる どこからともない声に 私は震える すがるように息を吸い込んでも 吐きだす余地なき世界は 暗くて寂しい森のむきだし 冷たいビルの隙間 風が暖かいのは救い 刻々とネオン渦巻く午前2時30分 並々とタンクに注がれる涙を 受け止めてくれる人…
もしも世界から インターネットがなくなったら この瞬間にあなたが 存在していることはわからない 画面上 投稿や返信によって知る あなたという軌跡が あなたの遺影を前にして わたしの心にあまる残像と 同じ類のものだとしたら 見つめ合うときにだけ生きて…
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